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映画『キネマの神様』へ桜井和寿がコメント寄稿

現在公開中の映画『キネマの神様』へ桜井和寿がコメントを寄稿いたしました。

久しぶりに、嗚咽を堪えて泣きながら映画を観た。


人を、家族を、日常を、優しく愛でるような、あたたかな視線を映画から感じ取りながら、
「自分の日常も、誰かが優しい視点で見届けてくれているのかも」という安心感と、また、そうあって欲しいと切実に願うような気持ちで、胸がパンパンになって溢れ出た。


そうだ。思い出した。
昔、嗚咽しながら観た映画。
ニュー・シネマ・パラダイス
僕が今も一番好きな映画。
あの映画も、映画とそれに関わる人達を描いた映画。
ストーリーとか、音楽とか、感動の要因は沢山あるんだと思うけれど、きっと僕は映画を愛する人達が、
映画を撮ったその映画に、やられてしまったのだと思う。
山田洋次監督とそこに関わる方々の映画への愛に、情熱に、嗚咽するほど感情が動かされるのだと思う。

出てるわけでもないし、主題歌を担当したわけでもないのに、どうしたの?
にしても、なげぇわ(笑)