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#6663・「ap bank fes ’23 ~社会と暮らしと音楽と~」第二弾出演アーティスト発表!!&Mr.Childrenの出演決定!!

■日程:2023年7月15日(土)・16日(日)・17日(月祝)
■時間:開園 9:00 [つま恋南ゲート] / 開場 11:00(予定) ライブエリア,フードエリア / 開演 15:00(予定) / 終演 19:30(予定) / 閉場 21:00(予定) フードエリア / 閉園 21:30(予定) [つま恋南ゲート]
■会場:つま恋リゾート 彩の郷(静岡県掛川市)


▼7月15日(土)
【Band Act】 Mr.Children
Bank Band with Great Artists】 小田和正真心ブラザーズ ほか


▼7月16日(日)
【Band Act】 back number/Mr.Children
Bank Band with Great Artists】 アイナ・ジ・エンド ほか


▼7月17日(月・祝)
【Band Act】 back number/Mr.Children
Bank Band with Great Artists】 長屋晴子(緑黄色社会) ほか


Bank Band小林武史(Key)/櫻井和寿(Gt & Vo, Cho)/小倉博和(Gt)/亀田誠治(Ba)/河村“カースケ”智康(Dr)
山本拓夫(Sax, Fl)/西村浩二(Tp)/四家卯大(Vc)/沖祥子(Vn)/イシイモモコ(Cho)/小田原 ODY 友洋(Cho)

コバタケ&櫻井メッセージ。

改めて、という話かもしれないけど。


自分たちの利益や営みのためにやるのではなく、公のこととつながること、つまり自分以外の誰かのためを思って始まったap bankであり ap bank fes。
作った当初の2003年は、環境破壊や気候変動などについての勉強会をやりながら、融資活動やそのための審査だけをやっていたんですね。(2年後にその資金調達のために始まったのがap bank fesであり、Bank Bandなんです)


気がつけばap bankが出来て今年で20年。


20年前に予測した未来とはいろんな意味で違っていて、当時話し合っていた環境問題は、むしろ深刻さを増していて、その課題解決と言う意味では、相変わらずと思うところも多い。
2011年には東日本大震災があり(そこからReborn-Art Festivalが生まれたわけですが) 、
2020年からの新型コロナウイルスがあり。


そしてこの夏、やっと有観客でap bank fesが行えることになり、初めてサブタイトルがつきました。


それが「社会と暮らしと音楽と」。


社会とは「公」であり、暮らしとは「私」だとも言い換えることができると思いますが、利他も利己がつながっているように、社会(自然や地球環境も含まれる)と僕たちの暮らし(それぞれの暮らし、というニュアンスが強いかもしれない)は、つながっている。

本当に困難なことが多い社会や暮らしだと思います。
だけど、それらをつなぐ場としてのap bankap bank fesでありたい。


今年の3月末には、ap bankのすべてのきっかけを作ってくださった、坂本龍一さんが他界されました。
ありがとうございました、と思う気持ちがあり、当時、坂本さんと話していた未来へのビジョンにどれだけ近づけたのか、至らなさと共に情けなく思うところもあります。


こんなことでいいのか、こんなはずじゃなかったのに、と思うことが多いけど、改めて気づきやきっかけが生まれると良いと思います。
収益のできるだけ良い使い方のために、新たに勉強会も始めています。「公」や「私」、「利己」と「利他」をつないでいく、場のあり方をこれからも探していきたいと思ってます。


そして、音楽が、音楽を楽しむことが、そこに生まれる分断を「間」をつないでいくんだと思っています。そこにみんなに、それぞれに生まれる「特別な何かで」と共に。
ぜひ、今年の夏、一緒に「特別な何か」を作っていきましょう。


(これも気候変動のひとつかなと思うけれども、どれだけ猛暑になるのか予想が付かないところもあり、できるだけ遅めのスタートにしてみました。それでも体調に気をつけながら良いフェスにしたいです)


小林武史

コロナが落ち着き、ap bank fesのホームグラウンドとも言える「つま恋」で、皆さんと歓喜の声を上げ歌えること、それを想像するだけで心が熱くなり、叫びたくなるような気持ちです。


ですが、改めてお伝えさせてください。
ap bank fesの興行における収益は、「私たちをとりまく環境」に対し、問題意識を持ち、前向きに、誠実に、取り組むプロジェクトの資金にあてられます。


音楽を思い切り楽しんで
それが誰かの
何かの力になる


そのハッピーの循環こそがap bank fesなのだと、いま一度皆さんに、
そして自分に指差し確認するような気持ちでいます。


社会と暮らしと音楽と


これがap bank fes。
是非、遊びに来て下さい。
一緒にこのfesを楽しみましょう!


櫻井和寿